隙間時間を使った英語学習の方法|親のための英語学習ことはじめ【柴原智幸】⑤

【連載企画】
子どもに負けるな!親のための英語学習ことはじめ(柴原智幸先生)

子どもは英語を学習しているけれど、「自分は英語が苦手」という方もいらっしゃることでしょう。本連載では、親も子どもと一緒に英語を楽しむコツを、神田外語大学専任講師&放送通訳者の柴原先生に教えてもらいます!気軽に英語を始めてみませんか?

「英語の学習時間をどうやって確保すべきか?」「語彙はどのように増やしたらいいのか?」そんなことをよく尋ねられます。少々逆説的ではありますが、隙間時間を活用し、「机に向かう時間を、いかにして最短にとどめるか」を目標にするのはいかがでしょうか。実は私は机に向かうのが苦手で、いわゆる「ながら勉強」が主体です。もちろん「単に聞き流す」だけでは力はつきませんので、教材に取り組む場合は、机に向かう時間を少しつくり、わからない単語を調べてあらすじを押さえるぐらいはやっておきます。少しの時間だけ机に向かい「知識として理解」し、あとは隙間時間を活用して、楽しみながらたくさん聞いたり、話したり、使ったりして「スキルとして英語を定着」させるわけですね。

例えば私の場合、料理をしつつ、そばに置いたモバイルパソコンで動画を見ていました。飛行機のドキュメンタリーなどをチラチラ見ながら、食材の皮をむいたり刻んだりするわけです。洗濯のときには、脱水モードに入った洗濯機が止まるまで音読をしていた時期もありました。洗濯機が大きな音を立てているので、心置きなく大声が出せます。あとは車の中*で、教材に合わせてスピーキングの練習をしたり、シャドーイング**をしたり。眠気覚ましにもなりますし、おすすめです。
うまく工夫して、「生活の中に英語学習を取り込む」ことを目指しましょう。

* 運転時は十分に注意しておこないましょう。
** 英語音声を聞きながら、後について音声をまねて口に出す学習方法。

連載企画「子どもに負けるな!親のための英語学習ことはじめ」
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柴原智幸(しばはら ともゆき)

神田外語大学専任講師。同時通訳者。イギリス・バース大学の通訳翻訳コース修士課程修了後、ロンドンのBBCに入社。帰国後はNHKの放送通訳や「ディスカバリーチャンネル」などでの吹き替え用映像翻訳、通訳養成学校での指導を行う。2011年から2017年までNHKラジオ講座「攻略!英語リスニング」講師。