英語の表現力を総合的に伸ばすワザ|親のための英語学習ことはじめ【柴原智幸】③

【連載企画】
子どもに負けるな!親のための英語学習ことはじめ(柴原智幸先生)

子どもは英語を学習しているけれど、「自分は英語が苦手」という方もいらっしゃることでしょう。本連載では、親も子どもと一緒に英語を楽しむコツを、神田外語大学専任講師&放送通訳者の柴原先生に教えてもらいます!気軽に英語を始めてみませんか?

言葉を身につける際には、インプットとアウトプットをバランスよく伸ばすことが大切です。お子さんは聞いた言葉をすぐに使おうとしますね。それも、アレンジして使おうとしていると思います。そうやって言葉の力を総合的に伸ばしているのです。だとすれば、そのあたりをまねしない手はありません。「読むだけ、聞くだけ」ではなく、「読んだり聞いたり(インプット)」したことを、ぜひ「話したり書いたり(アウトプット)」してみましょう。

例えば、“John gave me a ride to Tokyo station.(ジョンが東京駅まで車に乗せてくれた)”という文をインプットしたら、それをいろいろ変えて遊んでみましょう。

例1
Can you give me a ride to the airport?
(空港まで車で乗せて行ってくれない?)
例2
My father used to give me a ride to the nearest station every morning.
( 父は毎朝、私を最寄り駅まで車で連れて行ってくれたものです)
例3
Taro gives his grandmother a ride to the hospital three times a week.
( 太郎は週3回、祖母を病院まで送って行きます)

という感じです。

ひとつの英文は、言ってみれば色えんぴつのようなもの。それを使ってどんなすてきな絵を描くのかを、お子さんと楽しみながら考えてみてください。

連載企画「子どもに負けるな!親のための英語学習ことはじめ」
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柴原智幸(しばはら ともゆき)

神田外語大学専任講師。同時通訳者。イギリス・バース大学の通訳翻訳コース修士課程修了後、ロンドンのBBCに入社。帰国後はNHKの放送通訳や「ディスカバリーチャンネル」などでの吹き替え用映像翻訳、通訳養成学校での指導を行う。2011年から2017年までNHKラジオ講座「攻略!英語リスニング」講師。